【シグナル8話・あらすじと感想】いけにえになった兄!知ってはいけない事件の真実とは

シグナル

今回から最終章に突入しますが
それに相応しい緊迫したストーリーでした
相変わらず視聴率は低迷していますが
完成度は素晴らしいと思いますよ

シグナル 長期未解決事件捜査班・8話の登場人物(敬称略)

三枝健人・・坂口健太郎
大山剛志・・北村一輝

桜井美咲・・吉瀬美智子
山田勉・・木村祐一
小島信也・・池田鉄洋

安西理香(声のみ)・・青野楓

加藤亮太・・神尾楓珠

井口奈々・・山田愛奈
斉藤裕也・・瀬戸利樹

野沢義男・・西岡徳馬

岩田一夫・・甲本雅裕
中本慎之助・・渡部篤郎

シグナル 長期未解決事件捜査班・8話の基本情報

放送日:2018年5月29日午後9時
放送局:フジテレビ系列
脚本:尾崎将也
演出:鈴木浩介
視聴率:6.9%

冤罪に巻き込まれた主人公の兄

中本は健人が
1999年に起きた集団暴行事件の主犯「加藤亮太」の弟だと知り
部下の岩田を激しく叱りつけました

岩田は健人の行動を監視するようになるのですが
健人が大山と謎の無線機で交信しているのを聞き
激しく動揺します

健人は兄が疑いをかけられた集団暴行事件について調べていましたが
岩田は「真相を知れば兄と同じことになる」と警告しました

しかし健人は命がけでした

その覚悟に心を動かされた岩田は
すべてを話そうと思って健人を呼び出しました

健人は急いで待ち合わせの場所に行きましたが
岩田は何者かに襲われており瀕死の重傷でした

そして「おれが大山を殺した」と言って
息を引き取ってしまったのです

1999年の5月

武蔵野市にある東条高校では
複数の男子生徒に乱暴された井口奈々が
周囲からの心ない噂に耐えられずに
飛び降り自殺を図りました

大山は健人との交信を思い出して
捜査に加わることを申し出ます

事件現場の近くに住んでいる
斉藤裕也という男子生徒に話を聞きますが
「事件には無関係」と言われてしまいました

そこで大山は井口奈々が入院している病院を訪ねて
彼女に面会しようとするのですが
奈々の父親が激昂してしまって話を聞くことができませんでした

また奈々本人も
忌まわしい記憶のフラッシュバックで苦しんでいました

岩田が亡くなった現場に居合わせた健人は
中本から容疑者だと断定されてしまいます

そんな健人に桜井は「あなたを助けたいの」と言いました

健人は大山が関わったとされる収賄事件には裏があると答え
さらに岩田が死の間際に告げた「ある事実」を語るのでした

権力者の横暴があってはならない悲劇を生んだ

大山が亡くなっていたとは衝撃ですね

でも岩田は中本に脅されて犯行に及んだので
ずっとこのことを後悔していました

中本から病気の娘に治療費を援助してもらっていたので
命令に逆らうことはできなかったんです

もし岩田が勇気を出して中本を告発していれば
亮太(健人のお兄ちゃん)は冤罪に巻き込まれなかったんですから
死をもって罪を償うのはいたし方ないのでしょう

亮太は自殺ではなく
誰かに「口封じ」された可能性がありますが

亮太は家族や友だちを大事にする好青年なので
中本の策略にはまってしまうのが本当に可哀想でした

何故、亮太だったかわかるか?
カネもコネもなくて、潰しやすいからだ
おまえも自分の立場わきまえて
大人しく生きろ

こんなことを言った不良少年がいましたが
のうのうと生きてる誰かをかばうために
人間の尊厳を踏みにじってもいいのでしょうか

「99.9-刑事専門弁護士-」でも
主人公・深山大翔の父親が冤罪に巻き込まれましたが
あのときも検察上層部という「権力」によって
事実をねじまげられました

「権力」とは本来
弱い立場にある一般市民を守るものであって
理不尽に傷つけるものではないんですよ

まして犯罪者を取り締まる警察幹部が
政治家の意向で、全く関係ない人を陥れるとは言語道断です

金持ちでも権力者でも
法を犯したら罪を償わせるべきなんです
それができるのは、われわれ警察官だけです

大山は前にこう言っていましたが
これこそが刑事としての正義なんですよ

この残酷な現実を変えることができるのは
あの謎の無線機だけですが
中本と野島の罪を暴いて歴史を良い方向に変えたいものです

あと容疑者が未成年にもかかわらず
実名で登場していますが
名前を伏せるとドラマでは伝わりにくいからなんでしょう

これは少年法の改正に一石を投じるかも知れません